当ブログは、大阪市立大学ライトノベル研究会の活動日誌です。
日々の活動、お知らせ等をつらつらと投稿します。

今年もやってまいりました
何度か出てきているSWことShared Worldについて説明のようなものを一応書いておきます。去年の流用ですが
また例会でもおいおい説明しますので今の段階ではどんなものかざっとイメージだけ浮かべられたら有りがたいです。

この企画自体は、せっかく集まってるんだから文章を書く人も書かない人も参加できるものは何かないかな?って思った時に以前読んだ本で紹介されていたこの手法を思い出したのが始まりです。
専門学校などでもライター養成のため広く行われているほか、ライトノベルやゲームでもたまに使われるクトゥルー神話がこの手法を用いた作品群としては有名ですね。(なのはのアルハザードという地名も出典はここです)
あと、先日商学部の教授とお話しする機会があったのですが、将来的に小説や漫画の原作者がとるスタイルとしてこの手法が最も適しているのだそうです。

それはさておき最終的な目標は、同じ世界の中で巻き起こるさまざま話をみんなで書く、所謂ショートストーリー集みたいな感じになります。
その際にストーリーにおける世界観(つまり物語の舞台やバックとなる歴史、人々の価値観などの設定)を共有してさえいればどんな話でも好きに書いていいと思います。
同じ登場人物であってもラブコメ的な話を書く人があれば熱血バトルものやシリアスものを書く人がいてもいいわけです。

さて、それはわかったから具体的には何するの?ということですが、

・まずは共有する世界観を作ります。

その際のコツですが、あまり凝り固まった設定を考えるのではなく、漠然としたイメージにとどめておいたほうがいいです。

たとえば「人類が滅亡寸前で人口が半分になってしまったセカイ」を舞台にしよう、と考えたとします。
この際に「なぜが滅亡寸前になってしまったのか、またそれにより人々の生活はどう変化したか」については最初の段階ではあまり具体的に設定する必要はありません。
そういった細かい設定は後からいくらでも出来ますし、それをみんなで考えるのが世界観共有の醍醐味だと思います。
後、いま自分のいるセカイと少し「ズレ」たところを作るといいようです.
魔法が使える、飛行船が飛び交っている、妖怪が共存しているなど日常とは異なる非日常を一つ入れるだけで物語としての面白味が増します。

・次に大まかな登場人物を決めます。

考えたキャラ全員を使わなきゃいけないというわけではないので、とりあえず自分が魅力的に感じるキャラを考えてみてください。
そのキャラが他の人の作品に登場するかも?
考える際はキャラの性格や立場といった要素ごとに一言で考えて組み合わせていくと考えやすいんじゃないかと思います。
たとえば(ツンデレ、剣で戦う、黒髪ロング)とか(一見真面目だけど実は…、人の心が読める、学園のアイドル)みたいな感じで(笑)
自分が魅力を感じるキャラはやはり同じように誰かも魅力を感じるはずです。また思い入れがあるほど書く際にモチベーションがあがるんじゃないでしょうか。
遠慮せずに皆さんの妄想を具現化させてやりましょう!

上記二つに関して、何か好きな作品をモチーフにする(悪く言うとパクる)とより考えたり説明したりするのがスムーズになります。
自分の持ってるイメージというのは案外他人に伝わりにくいものです。
(「超能力を持った女の子たちが強大な政府の陰謀と戦う」というよりは「某レールガンみたいな話が書きたい」という方が他者に伝わりやすいのは明らかです)
パクるということを嫌がる人もいるでしょうが、1次創作はこれ抜きでは語れませんので気に病むことはありませんよ。

何れにせよ人物にしろ世界観にしろ、あまり細かく設定すると泥沼にはまり設定でがんじがらめになってしまうことがよくあるので、考える際はなるだけ漠然としたイメージで留めてください。
とても大事なことなので2回言いました
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by olnw | 2010-04-29 13:41 | 三代目会長・レイシア
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